序章~全ての始まり~

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このハンター、名を悠と言う。 水無月 悠 HR.6  24歳 武器 断牙刀【一太刀】 装備 ロワーガS一式 武器からしてこのハンターは太刀がメインなのだろう。 ?「旦那さん、次は何行くのニャ?」 ?「また峯山龍かニャ?」 先程から悠についてくるこの猫達、いわゆるオトモアイルーが悠に問いかける。 ユウ「う~ん…久しぶりに嵐龍でも行こうかなぁ」 ?「「どこまでも着いていきますニャ!!」」 凄く息ぴったりに敬礼をする猫達。 その姿はとても愛らしい。 しかし……… ユウ「悪いな、武蔵にディンゴ…今日は一人で行ってみたいんだ」 ムサシ「そんニャ!!どうしてニャ!?」 ディンゴ「絶対僕たち役に立つニャ……」ウルウル ユウ(うっ…抱きしめたい…) つい衝動的な思いにかられてしまったが、悠は武蔵とディンゴを引き離す。 ユウ「……今回は自分の力を試したい、だからユクモ農場で休んでいてくれ…な?」 二匹は俯いて考えた後、涙目になりながら顔を上げた。 ムサシ「わがっだニャ、い゛っでらしゃいニャ」ポロポロ ディンゴ「気をつげでいっでらっしゃい旦那さん」ポロポロ ユウ「ああ゛、い゛っでぐる」←貰い泣き そして悠は嵐龍のクエストを受ける。 これが最期だと知らずに……。
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