月と太陽

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「でもアリス、僕は今日この家の近くを歩いてきた人間を3人も片づけてきたよ? ご褒美をくれてもいいんじゃないかな?」 ゆっくりアリスに近づき片膝をついたエドワードは、そっとアリスの片足を取り つま先を舐める。 「お前はまた殺したのか?殺さずとも害を成さないようなら放っておけと言ったろう? 人間の血の匂いは嫌いだ」 エドワードを薄く開いた目で見下しながら言うと 「匂い・・・残ってる?一応丁寧に水に使って落としたんだけどな ・・・ごめんね・・・」 「反省などする気もないくせに謝るな ・・っ・・・不愉快だ」 つま先、指を舐め首に舌を這わせられ、アリスは小さく震える。 「・・・アリス・・もう我慢できないよ・・・ 君を食べたい・・」 欲情を煽るような掠れた声で懇願するエドワードに、アリスから唇に口づけ 「私のかわいい犬にそんな目をされては拒めまい? ・・だが激しいのはごめんだ、お前は加減をしらないからな」 エドワードは薄く笑うと 「わからないな、アリスは甘美なモノだから」
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