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それから
何日かたってからか
あの妹が死んだ日に
私が見たことある男に
会った
やっぱり
殺したのは彼だった
彼は 彼の両親と
彼が勤めていた
会社にいた
そこで話合うことになった
悪くないと言わんばかりの態度
頭すら下げない彼
息子が可哀想と言う
彼の両親
頭にきた
とまらない言葉達
とまらない鼓動
そして暴力
意味ないことだって
わかってる
何をしても
何を思っても
絶対に戻らない妹
わかってる
わかってる
わかってる
わかってる
わかってる
わかってる
わかってるんだよ
ぶつけることのできない
感情
押さえることのできない
気持ち
どぅしよもない
どうすることもできない
情けなくて
情けなくて
そんな自分が滑稽で
笑ってしまう
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