ねぇ

2/20
前へ
/36ページ
次へ
2008 7 22 暑い日だった いつもと変わらない 凄く平凡な日 小さな六歳の妹が お買い物に行くと 言い出し 一人で出掛けたんだ 行って帰ってくるのに10分 いつもより 少しだけ帰りが遅かった、 母が 心配だと言い出し 私が迎えに行くことになった 家を出た瞬間 嫌な予感がして 走って 後ろから救急車の音 胸が苦しくなって 直感で妹だと悟ってしまった 走って 走って 対した距離ぢゃないはずなのに 遠くて
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加