伝説

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「まぁとにかく、刀は手に入ったんだし、もっかい行くか?」 俺がそう言うと岬は呆れたそうな顔をした。 いちいちリアクションとるよな、こいつ。 「デジマ?」 デジマとはまじで!の意味。 俺が同じように答えた。 「デジマ!」 「バカか!お前はほんとにバカだ!」 「バカはお前だ」 「いや!お前がバカだ!」 「いや!お前!」 「どう考えてもお前だ…「ドォォォォォン!!!!!!!!!」 「「なんだ!?」」 2人いっぺんに言う。 家の玄関が爆発した。 漂う爆風の中には人影が4人いる。 「みぃ~けっ!」 あ! 野音鮫派のやつらだ! ラッキー。 「げっ!!!」 岬が呟く。 岬はビビりすぎなんだよなぁ~。 「黒賀!どうしよ!お前の家に行くときに付けられたんだよ!きっと!」 爆風が止み、敵の姿がみえた。 「やっとみつけたぜぇ~。お前らが逃げてからあの後俺は槍野さんに怒られたんだぞ!さぁ、槍野さんがお前らを殺したがってるから大人しく捕まれ。」 「それは、好都合。俺もお前らを殺したがってるんだ。」 「おい!黒賀!逃げるぞ!」 おいおい、 こんな状況で逃げれるかよ。 「減らず口を叩きやがって、ガキが!しゃあね…ちょっと痛めつけてやる。」 「上等だバーカ。」 「もーおまえら!…くそ、もうやるしかないか…4人ならなんとかまだいけるかな。」 お、岬も決心ついたようだな。 よし、 戦闘開始だ。 俺は刀を鞘から抜こうとする。 グッ… ん? もう一度、 ググッ… あれれ? ぬ…抜けないよ?…
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