伝説

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どどどどどどどどどどどどどどどーしよよよよよ。 やばいよやばい。 俺、刀以外の基礎能力全くないんだけど… 横をみると、岬は刀を抜いて戦闘状態にはいっていた。 やばいぞ、これは。 すると、俺がすごい戸惑った顔をしていたせいか、岬が声をかけてきた。 「どーしたんだ?黒賀?」 「ぬ…ない」 「え?」 「か…が…ぬ…けない」 「聞こえねぇーよ!!」 「か!、刀が!抜けない!!!」 「はぁぁぁああぁ??!!…なんで!?」 「しらねぇーよ!?、俺は何にもしてないよ!?」 そんなことを言っていたら敵が攻めてきた。 「なんだかわからねーが、いくぞ!」 4人一斉に攻めてきやがった。 うわわわわわ! どうする?! もっかいやってみよう。 ググッ… やっぱ、むりだ! 「おりゃー!」 やべぇ! もう敵が前まできてた! 前に1人、その斜め少し後ろに1人。 もう2人は岬のほうにいった。 岬は、ここが狭いから家から出て外に移動した。 俺は相手の一太刀を紙一重で転がって交わした。 「あっぶねぇー!」 もう! もういい! 鞘に入ったままで戦ってやる! このままでやってやるよ!! 木刀と思えばいいんだ。 たかが、2人だ。 次はさっき斬りかかってきたやつの後ろにいた奴が斬りかかってきた。 「しねやぁぁ!」 俺は相手の切っ先に合わして、刀を弾き飛ばした。 そのまま、顔面に振り切る。 ガンッ!! 醜い音が鳴る。 「ぐぁあ"」
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