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「御用改めである!新選組だ!」
げっ!
新選組だ!
「おい!岬!逃げる…って!いねええええええ!!!!あいつ、逃げるのはやっ!」
あのやろ~…俺も逃げよ。
「あ!おい!まてそこのやつ!…あ、あれは黒賀の野郎だ!」
「あばよ~新選組~!」
タッタッタッタッタ!
ふぅ…ここまでくれば大丈夫か。
いや~
何かしら、新選組とは縁があるからねー。
焦ったね。
もう、7、8回は捕まってるんだよな…
おかげで、顔見知りになっちゃったし。
とにかく、今からどうしよ。
この刀…
そうだ!、売ろう!
抜けねーし、なんか普通のやつより重いし、使えねーし。
売って安い刀買おう!
刀屋にでもいくか。
それから、10分程度歩いて目的地についた。
ガチャ…
刀屋の扉を開き中にはいる。
「いらっしゃい」
中に入ると、刀屋のおっちゃんがいた。
「この刀売りたいんだけど…」
俺は腰から刀を取っておっちゃんに渡した。
ググッ…
鞘から刀を抜こうとしている。
「抜けないね。こんなの、売れないね。」
おっちゃんは刀を俺に返してきた。
「えっ!?、うそ!?まって!デジマ!?」
「無理です。さぁ、用がないなら帰った帰った!」
そう言われると、俺は店から出た。
まじかよ。
どーしよ…
このまま、野音鮫派と戦えってのか?
無理だろ~。
なにこの、黒い刀。
こいつがきてから不幸ばっかじゃん!
家は潰れるし、金はねーし、…
はぁー…
岬の家にいこ。
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