夏休み

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サッコラーチョイワヤッセ! 今日は夏の風物詩のさんさ祭りだ。人がたくさんいて気持ち悪い。僕も親友の内藤と悠太の3人で来てた。 内藤が 「絶対今日こそ伝説作るぞ!」と張りきっていた。 伝説とは僕らの間で流行っていた。なんでもいいからすごい事をしようとゆう、なんともガキな考えだ。がしかし僕も乗る気だった。 「ナンパしようぜ!!」 悠太が言うとすかさず僕は 「お前人見知りだから無理だべ!」 「今日の俺は違うの!」 そんな会話をしながら歩いていると、 「あっまきだ!」 どうやら一人のようだ。 声をかけて来ようとした時、隣に知らない男がまきのとこに走って来た。彼氏だ。一瞬で分かった。すごいいい雰囲気だ、まきのあんな笑顔見たことない。僕は無性に悔しくてたまらなかった。自分は諦めたはずなのに心の中が暑くなってく。僕の様子に気づいた悠太は 「いい加減ほのかさんかまき、どっちかにしろよ」 「分かってるよ」 分かってさ。けど… 「まきなんじゃねーの??彼氏がいるとか関係ねーから。俺らにお前の伝説見せてくれよ」 内藤の言った言葉で僕はなんだかバカみたいに考えてたと思った。俺には最高の仲間がいる!だから今この気持ち伝えたい。でもこの場所だとまずいな。今日夜電話しよう。それなら大丈夫だ!そして家に帰りまきにメールをした。
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