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魔法を解除した人志は、一応本人は成功したと思っている。不良の発見を終え。次の段階へStepUPしようとしていた。
Step2。不良を説得しよう!
「ふふっ、ねぇ?君たちみたいなバカが暴れるから。僕みたいな善良で超が×100つくくらいの普通な僕の店が狙われるんだよ。わかってる。ねぇ?」
すでに、瀕死の状態の不良のボスこと。リンクは、息も途絶え途絶えに話す。
「けっ・・しっ・たこっちゃ。ハァハァ・・ねぇ・っ!!。ゴバァッ!」
あまりにも聞き分けが無いので斬空魔波でボロボロになった身体に。全力でBODYを殴ってやった。(別に聞き分けが無いからではなく。自分の望んだ返答じゃなかったから殴っただけ。)
「て・・、テメェはぁ・・なんて、言って欲しいんだよ・・。」
もう、抵抗するのが無駄とわかったリンクは。素直に人志の言うこと聞くことにした。
「うん、不良をやめて。暴れず、謙虚に、懐を大きくして。まぁ、詰まるところ、大人しくしろカス。テメェがグレるのは勝手だけどもな。人様に迷惑かけてんじゃねーよ。今度こそ殺すぞ?ってこと。」
全く、言葉の最初と最後が違うため。戸惑うリンク。
まぁ、本人からしたら。ただ普通のことを言っているにすぎないのだが。
「まぁ、そうしてお前に行き場が無いって言うなら。喫茶店CoffeeCUPにこいよ。働かしてやるよ。普通にな。そう、普通に。」
そう、こうやって不良達は人志に惹きつけられる。
まるで、不良と呼ばれる自分達が必要とされてない自分達が必要と言っている様に聞こえる魔の台詞だ。
ただ、本人の心の中は。
いやぁー。最近上がった売り上げ分店を増長するのは決まってたけど。増長したらそれだけ人でが必要な訳で、かと言って高いかね払ってウエイトレスなんてつけたくねぇしな。だから低賃金で馬車馬の様に働かせれる馬鹿なんて、こう言う奴ら以外にねぇからな。ラッキーだぜ。
うん、日頃の僕の行いが普通だからだな。最近不幸も多かったし。
なんて、考えてる。この男は。
普通が欲しいが、根本から全てが間違っている。残念な男なのである。
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