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「このミネルバ、一生をかけて貴方様に尽くします。薔薇騎士の名にかけて。」
今喋ったのは、偶然助けたみたくなった。フローレンス・慈・ミネルバ。
なんでも、弱冠12歳で騎士になった天才なんだとか。
たまたま、任務中に落としたりんごを任務でボロボロになり誰も助けてはくれなかったミネルバの元へ転がり、僕が。
「あっ!やべ。落としちゃったよ、もう食えねーかなこれ。いらねーや。」
なーんて一人で喋っていたのを。ミネルバはこう聞こえていて。
「あ、やばいなー。落としてしまった。もう、食べれないかなー。誰か食べてくれないかなー。」
つまり、わざとミネルバのために僕がりんごを落としたとミネルバは思っている。餓死から偶々、本当に偶々ミネルバを救った僕はミネルバの主人になったのだ。
「ありがとうミネルバ、これからも僕に尽くすことを許そう。(馬車馬のように働けや!かねくいむしが!僕に使えて過労死しろ!)」
なんとも、言ってることと思っていることが違う人間である。
「大丈夫でさぁ!人志店長兄貴!兄貴が考えてることなんて俺ぁおみとうしですぜ!」
へぇー、わかってんじゃん。じゃあ大人しくしろよ。
と、言おうとしたその時飛んでも無い言葉が飛んできた。
「兄貴の手間を省くために生徒会長にここの従業員全員で中位魔法放って来ましたから大丈夫ですぜ!」
ノォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナニヤッテンノコイツラ?
馬鹿なの?阿保なの?死ぬの?
「んで、生徒会長から。明日。生徒会長と貴様らで戦争だ!って、怒り狂っていましたぜ!数が合わないんでフェアにするために五人対五人の対決にしましたぜ!」
この時思った、もうこいつら駄目だ。
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