レンの場合

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そんな彼が一大決心をして、7100字のラブレターを書いたのだ。 だが…… いざ、渡そうにも当の本人が、勇気がなく…… (手渡す勇気が……) と、思ったほどである。 そんな事をうじうじしていたら…… 「……ねえ。視線がバレバレ……」 と、相手が声をかけてきたのだ そして…… 「ねえ、用事なら……言いなさいよ!!」 と、怒鳴られた 怒鳴られた本人は、顔を赤くし…… 「えっと……あのえっと……」 とてもあたふたしてしまい、挙げ句…… 「とてもいい天気ですね!今日も平和で良かったな~!」 と、言ってしまったのだ…… リンは、レンが後ろに何か隠している事に気づいた。 その上…… 「どうして、震えてんの?それに、さぁ~何隠してんの?」 なんて、言われるほど…… それに対し、ビックリした表情をし、リンが「見せなさい、ほら!」と言ってきたので、レンはダメーと言って逃げてきたのだ
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