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電話を切って京都に入ったのは覚えているそう。
凄いクラクションの音にハッと意識が戻った時は目の前に黒い塊が迫っていて、咄嗟にハンドルを右に切った後の記憶は無いと。
暫くして意識が戻った時、知らない人が携帯で
「(自分が)死んでるかも知れないから、早く救急車を呼んでくれ!」
叫んでたって。何とか声を出して
「オーイ…生きてるぞー」
って言ったら、携帯で叫んでた人が物凄くビックリして
「生きとる、生きとる!喋っとる!早く救急車!!」
っ叫んでて、動こうとしたけど身体が車に挟まれて、全く動けなかったらしい。
そこで自分が事故った事を認識して自分の状況を確認した。
すると、自分のトラックが巨大な鉄骨を積んだ大型トレーラーに突っ込んで串刺し状態になっていた事に気づいた。
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