一線を超えた夜

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お互い初対面(笑) 挨拶を済ませた後 話題は、バーチャルでの続き。 困る事は無かった。 魅惑の世界に入り込んだ2人は、その日の予約先へと急いだ。 燃え上がっているうちはいい。 知らない人と一夜を共にし、お互いの事を良く知らないまま 恋心を味わい。 連れ合いとは違う肌にお互い触れ合える。 そんな満足感があるのは、一瞬だった。 和美は、帰りの新幹線で複雑な気持ちを抱え帰宅した。 しばらくして、正之との間に溝が出来始めると 和美の 現実の生活は、やはり平凡で刺激が無く。 エロちいネチネチしたコメを繰り返し、次のターゲットを見つけずに居られなくなっていた。 忘れられた感情を取り戻すかの様に…。
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