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美波が自信を持っていた事の一つに駆け引きがある。
由香里は、そうは思えなかったが
美波は何故だか駆け引きが自分は上手いと思っていた。
恋する彼に美波は、さりげなく
バーチャルから出ないのか聞いた。
彼の答えはNOであった。
美波は、そんな彼を思いながら
言い寄る男に喜びも感じていた。
自分はモテるのだと…。
顔も見えない。声も知らない相手なのに
美波は数人の男とメールのやり取り、そして携帯番号のやり取りをはじめた。
しかし、美波が夢中の彼は、バーチャルから出ない。
そのうち
彼は、バーチャルの世界から姿を消した。
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