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私立魂火煮学園は3階建てで、2年生は丁度2階に位置する。
ルームはAからGまであって、大体はランダムで決まっている。
1ルームあたり大体40人ぐらいで多くもなく少なくもないちょうどいいぐらいの人数だ。
ルームメイトの名前が各教室の扉の窓に張り出されていたので、直ぐに見つけることができた。
かく言う俺は、Cルームだった。
「まだ、誰も帰ってきてないか。」
教室の扉を開けると、部屋の中は静寂に包まれていた。
机はきちんと整備されていて、みんなそれぞれの机に鞄やら自分の荷物が置かれていて、1つだけなにもおかれてない机があったので、多分あれが俺の机だと思った。
俺は鞄をその机の横に掛けると突っ伏して、取りあえずみんなが帰ってくるまで寝ることにした。
しばらくすると、遠くの方から声が聞こえてきたが、俺はそのまま眠ってしまった。
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