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そこには、何もない真っ白な空間が広がっていた。
俺はコンビニで買った今日の昼ご飯が入ったビニール袋を手に持ったままドアの前で呆然と立ち尽くしていた。
しかし、ふと我に返り
「まさかな~そんなわけあるかよ(笑)」
と自分に言い聞かせてドアをゆっくり閉めた。
そして、一回ゆっくり深呼吸をしてドアを思いっきり開くと、そこにはいつも通りの俺の部屋があった。
「は?」
部屋に入って周りを見回すと、そこは何度みても正真正銘俺の部屋だった。
「なんだ、気のせいかよ~。
最近ゲームのし過ぎで疲れてるのかな?」
取りあえず手に持ったビニール袋を机において、ベッドに寝転んだ。
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