次元騎士アーヴィング

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「ふぁぁ・・・」 間の抜けた大きな欠伸とともに寝転ぶ一人の青年がいた 銀の甲冑に身を包み体全体を包み込むようなマントを着用している。 腰には剣を入れたおそらく革製と思われる鞘を下げていた 青年はわずかにほほ笑みつつ空を眺めていた。 「大戦争ってのが嘘みてぇだ。ここは平和なのに・・・」 青年は目を閉じ眠気と戦っていた。 風に揺られた前髪がゆっくりと肌に触れる 鬱陶しいと思いつつ起き上がると誰かが青年を呼ぶ声がした。 「おい、アーヴィング 寝てる場合じゃない 収拾だ。おい起きろバカ。」 眠い目をさすり大あくびをしたのちアーヴィングは立ち上がった 「分かってるわかってる。 小休止は必要だよ?」 「うるさい。早く行くぞ 団員達と団長が待ってる。」 うるさいのはどっちだ。と思いながらもついていくことにした 俺は周りを見ながらぼそっと呟いた 「次元大戦争。か」
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