第二巻 よもあらじ

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「君には平安に行ってもらう」 「ちょっ…!」 「バイバーイ」 こうして撫子は 僕、神様にこの時代に送られた。 その後。 「晴明様?」 「コレで一応は終了しましたぞ。 …あとは、神次第」 晴明は、そう言って祠を見据えた。 刹那、あたりは光に包まれた。 「ほう…」 晴明は扇を広げ口元を隠す。 「どうなさったのですか晴明様。 それに、この光は…? …晴明様?」 女性が訳が分からず そう尋ねた刹那。 「ふざけんじゃないわよー!!」 辺りに怒号が響いた。
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