4話

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教頭「しかし、どうでしょう校長」 と、ここで教頭が口を挟んだ。 教頭「せっかく、坂田先生からご提案があったんですから、平日の放課後も補習ということにしたら?」 校長「どうかね、坂田先生?」 校長は値踏みするような視線を銀八に向けた。 銀八「かまわねーすよ。その代わり俺の給料カットは10パーセントだけってことで」 校長「そこは護れないのね…てか生徒よりも、自分の給料が大事なのか、君は」 銀八「たりめーでしょ」 校長「わかった。では、まとめるぞ。来週の休み明けテスト、Z組の生徒全員が1科目でよいから80点以上取ること。それがクリア出来なければ、生徒は全員毎日補習。そして担任の君は給料10パーセントカット、これでよいかね?」 銀八「いいぜ、Mr.ブラッド」 校長「や、だから、ブラッド流させたのはアンタだからね」 校長は言って、額の血をハンカチで拭くと、不敵な笑みを浮かべた。 校長「ま、結果を楽しみにしておくよ」 銀八は、その言葉には何も返さず、校長室を後にした。 ――――――――回想終了*
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