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ハッと振り向いた、そこには…
白髪で死んだ魚の目をして、白衣をだらしなく着て、タバコを吸っている男がいた。
………………エッ?
この人……誰?
教師?
ハッ!もしかして、不審者!!!
?「チョット!俺、不審者じゃないんですけど!しかも、会って間もないのにひどくね?俺、泣いていい?」
流音『―――ッ!!心読まれた!!』
?「イヤ!声に出してたからね!」
流音『マジですか!』
う~ん(泣)失敗したよ~。
?「そーイヤ…見かけねー顔だな…転校生か?」
流音『アッ、はい!!私、成瀬ru』
?「あ~成瀬流音ちゃんだよな、よろしく」
流音『…………え?』
あ、あれ?知り合いじゃないよね?
この人と会ったことすらないんだけど…
流音『あ、あの…先生。何で私の名ma』
?「へぇ~流音って変わった名前だなぁ…」
流音『せ、先生!!私の話、聞いt』
?「ねえねえ、流音の名前の意味は?」
流音『人の話を聞けや!!』
?「意味」
流音『うっ、名前の意味は!“人々の心に音を流し続ける人”です……』
?「…………いい意味だな」
ポン、ポン
へ?い、今、先生に頭撫でられて…
流音『~~~~ッ!////』
思わず顔が赤くなった。
?「なになに?もしかして照れたか~」
流音『///!!わ、私は、別に!!』
嘘じゃ、……ないんだけど。
その、あの……////。
?「(面白れー)それじゃ~行くぞ、流音ちゃん♪」
流音『チョッ、チョット待ってください!何で“ちゃん”付けなんですか!?』
?「お前に拒否権はなし、行くぞ~」
流音『そ、そんな~(泣)まっ、待ってくださ~い!!』
私の叫びは虚しく届かなく、白髪の先生はどんどん歩いていき、私は正門を駆け足で通り抜けた。
“銀魂高校”
――私の新しい生活が今、始まる………。
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