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気がつけば、ベットの上で、向かい合っている二人・・
彼女が僕の膝の上に乗っている・・
僕の心臓の鼓動が早まっていることに、気づいた・・
彼女も、少し、「キュン」となっている・・・
お互いに「意識」しあって、見つめている・・
「い・・今・・・しちゃおっか・・・」
彼女がポツリと言う・・
「え?」
チャラララ・・・チャラララ・・
その時、霊感ケータイが鳴る・・・
「もう~!
いい所なのに~!!!
誰~???
KY~~!!」
彼女がケータイを手に取って、表示を見る。
メールが入っていた・・・
ピ・・
美奈チャン!マダ中学生ナンダカラ!早イ!!
響子
「怒られちゃった・・・」
舌を出して、反省している彼女・・
そんな会話が、おかしくて・・僕たちは・・笑っていた・・
幸せな僕たち・・・
でも・・
僕たちを取り巻く恐怖・・童子四天王による包囲網は・・
刻一刻と狭められていたのだった・・・
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