20.二人の行く道

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気がつけば、ベットの上で、向かい合っている二人・・ 彼女が僕の膝の上に乗っている・・ 僕の心臓の鼓動が早まっていることに、気づいた・・ 彼女も、少し、「キュン」となっている・・・ お互いに「意識」しあって、見つめている・・ 「い・・今・・・しちゃおっか・・・」 彼女がポツリと言う・・ 「え?」 チャラララ・・・チャラララ・・ その時、霊感ケータイが鳴る・・・ 「もう~! いい所なのに~!!! 誰~??? KY~~!!」 彼女がケータイを手に取って、表示を見る。 メールが入っていた・・・ ピ・・ 美奈チャン!マダ中学生ナンダカラ!早イ!!                  響子 「怒られちゃった・・・」 舌を出して、反省している彼女・・ そんな会話が、おかしくて・・僕たちは・・笑っていた・・ 幸せな僕たち・・・ でも・・ 僕たちを取り巻く恐怖・・童子四天王による包囲網は・・ 刻一刻と狭められていたのだった・・・
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