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結局テレビ局の近くのファミレスで済ませた。
雪歩「もっと高いところでもよかったのに・・・」」
博人「俺にとって一番のご馳走は雪歩が作ってくれた料理だけだよ。」
雪歩「えへへ。そういってくれるととってもうれしいよ・・・。」
少し甘えた声で俺の腕に抱きつく雪歩。
博人「さて、・・・仕事は横浜埠頭で見張りだね。」
雪歩「見張り?」
新宿駅からグリーン車で横浜へ。
博人「ああ。ここ最近、スイッチと呼ばれるものが取引されてるらしいんだ。そして・・・なぞの仮面ライダー・・・。」
雪歩「・・・うん。大体事情はわかったよ。じゃあ、今日は一日見張り?」
博人「疲れてるのにごめんな?明日あさってはオフだし、ゆっくり休んでくれ。」
到着まで後20分ぐらいか・・・。俺は雪歩の肩を抱いた。
雪歩「博人くんと一緒にいるだけが・・・私の生きる道なんだよ?」
博人「知ってる。さぁ。おやすみ?」
俺は雪歩の肩を抱きつつ、優しく頬にキスを落とした。
かわいいな。雪歩
。
22:00.横浜埠頭。
コンテナばかりが積み上げられまるで迷路のようなこの埠頭。
博人「・・・そろそろか。」
そのコンテナの上部。埠頭を見渡せる位置に俺たちはいた。
ライセンスの空中投影ディスプレイを開き、監視カメラの様子を確認。
・・・異常はなさそうだな。
雪歩「う、うーん・・・はっ!ご、ごめんね博人くん!」
博人「気にするな。それより俺こそごめんな?仕事で疲れてるのに・・・後でなにか買うからさ。」
雪歩「そんなものより・・・」
ギュッ、っと音が鳴るように雪歩が胸元に顔をうずめる。
雪歩「私はこの時間がほしいですぅ・・・。これが終わったら、いつも以上に私を愛してくださいね?」
博人「・・・ああ。」
今日はいつも以上に甘えさせてあげるから・・・。
っと思ってたら急に銃声が!
博人「ちっ、お出ましか!雪歩つかまれ!」
高さ20mから飛び降りる。うん。人間じゃねぇww
雪歩「・・・あっちだね。」
博人「ああ。」
ホルスターからベレッタを取り出しレーザーサイトを取り付ける。
「・・・に、こ・・・た・・・!」
「そ・・・なら・・・し」
博人「はーいそこまで。SGSスターズの中村博人だ。銃刀法違反および殺人未遂の現行犯で取り押さえられてもらうよ!」」
「こ、こいつは!」
博人「雪歩。その人を安全なところへ。」
さーて、はじめようか!
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