第1話 宇宙とのエンゲージ!帰ってきたあの人!

4/18
前へ
/261ページ
次へ
結局テレビ局の近くのファミレスで済ませた。 雪歩「もっと高いところでもよかったのに・・・」」 博人「俺にとって一番のご馳走は雪歩が作ってくれた料理だけだよ。」 雪歩「えへへ。そういってくれるととってもうれしいよ・・・。」 少し甘えた声で俺の腕に抱きつく雪歩。 博人「さて、・・・仕事は横浜埠頭で見張りだね。」 雪歩「見張り?」 新宿駅からグリーン車で横浜へ。 博人「ああ。ここ最近、スイッチと呼ばれるものが取引されてるらしいんだ。そして・・・なぞの仮面ライダー・・・。」 雪歩「・・・うん。大体事情はわかったよ。じゃあ、今日は一日見張り?」 博人「疲れてるのにごめんな?明日あさってはオフだし、ゆっくり休んでくれ。」 到着まで後20分ぐらいか・・・。俺は雪歩の肩を抱いた。 雪歩「博人くんと一緒にいるだけが・・・私の生きる道なんだよ?」 博人「知ってる。さぁ。おやすみ?」 俺は雪歩の肩を抱きつつ、優しく頬にキスを落とした。 かわいいな。雪歩 。 22:00.横浜埠頭。 コンテナばかりが積み上げられまるで迷路のようなこの埠頭。 博人「・・・そろそろか。」 そのコンテナの上部。埠頭を見渡せる位置に俺たちはいた。 ライセンスの空中投影ディスプレイを開き、監視カメラの様子を確認。 ・・・異常はなさそうだな。 雪歩「う、うーん・・・はっ!ご、ごめんね博人くん!」 博人「気にするな。それより俺こそごめんな?仕事で疲れてるのに・・・後でなにか買うからさ。」 雪歩「そんなものより・・・」 ギュッ、っと音が鳴るように雪歩が胸元に顔をうずめる。 雪歩「私はこの時間がほしいですぅ・・・。これが終わったら、いつも以上に私を愛してくださいね?」 博人「・・・ああ。」 今日はいつも以上に甘えさせてあげるから・・・。 っと思ってたら急に銃声が! 博人「ちっ、お出ましか!雪歩つかまれ!」 高さ20mから飛び降りる。うん。人間じゃねぇww 雪歩「・・・あっちだね。」 博人「ああ。」 ホルスターからベレッタを取り出しレーザーサイトを取り付ける。 「・・・に、こ・・・た・・・!」 「そ・・・なら・・・し」 博人「はーいそこまで。SGSスターズの中村博人だ。銃刀法違反および殺人未遂の現行犯で取り押さえられてもらうよ!」」 「こ、こいつは!」 博人「雪歩。その人を安全なところへ。」 さーて、はじめようか!
/261ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加