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桜が舞い散る4月の始業式。
僕は高校二年生になった
自分の名前は「秋元 遥(はるか)」
ここ、明日香ヶ丘高校は僕の住んでいる東京からかなり離れた田舎に立っていて、
毎日片道2時間、電車で通っている。
勉強は並、スポーツも並、いわゆる凡人ということだ。
別に僕は満足している。
田舎だからうるさくないし、何かと開放感がある。
クラスは一クラスしかなく人数は10人程度、だけど入学してから一年一人も友達がいない。
向こうから話してきても流して会話終了。
理由は一つ、
『人が嫌いだから』
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