摩訶少女
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――なんで私は此処にいるんだろう。 シルアがそう思わない日はなかった。 シルアの住んでいる――否、囚われている場所は、蕀が外界からの侵入を阻んでいる。 シルアの他に人はなく、無駄に広い土地に、無駄に広い家があるだけ。 家財道具も揃っており、その全てがどれも無駄に豪奢だった。 食べ物は毎日毎日、どこからか運ばれてくるのだが、誰が運んでくるのかは知らなかった。 …此処が、シルアの全てだった。
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