―出会い―

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昔から麦や茶葉などの農作物を糧として生きてきた。 勿論、不作の時は村人誰一人裕福出来ぬ暮らしで食うや食わずの生活をしていた。 そんな少年の唯一の心の拠り所は雄大なる山、四面を持つ森、その森に暮らす動物達であった。 少年の名は「ネロ」 幼い頃に母を亡くし、父親の養い一つで首の皮をなんとか繋いでいた。
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