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俺はバイクから降りて荷台から筒状の長いケースを取り出し背中に背負い、腰のホルスターから電銃を抜いた。 「さてと、行きますか。」 施設の陰に怪物が身を潜めているかを警戒しながら門に近づき取手に慎重に触れ、回す。 ガチャッ! 門の扉はなんの抵抗もなく開いた。 この施設から離れるとき、[pioneer]のNo.01が電子ロックをしたはずだ。 「・・・・・。」 俺はなるべく音を出さずに門の扉のを開き滑り込むようにして施設の中へと侵入した。
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