1人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「やあ、遠藤くん」
「おう、善司か……。やるの?」
言ってからタバコを一本出す遠藤長太郎。
一三四 善次は迷った末、言った。
「身体に悪い事はしませんさかい…!」
「チクるなよ…?」
「いや、チクルっ!」
真面目な中学生として、タバコだけはいけないと思う善次は、走った。
しかし、タバコを吸っている遠藤のが足が速い。
追いつかれて根性焼きをされ、言われる。
「これでグルだな…」
「う~ショボン……!」
タバコの後をどうにか消そうとすると、いきなり先生が後ろに立つ。
「くびっ」
「明日からどうすれば……!」
「なんとかなる…!」
そうは言ったものの、遠藤長太郎は野球部のエースでくびにならない……。
困った一三四は教師を殴り、言い放った。
「革命だぁ!」
「それは無理だろっ?」
「うぅう…」
泣き崩れる一三四であったという。
最初のコメントを投稿しよう!