ぼくらの16neet戦争

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オレはそれから東京に着くまでの間、できるだけ真面目にその女の子と話していた。 「これは失礼。お嬢さん、お名前は?(精一杯のニヒルな声で)」 「あんたはなんて名前なのよ?」 「質問に質問で返すのは0点だと知っていたか?wwwこのマヌケwww」 …もう限界だった。 「な、なによマヌケって!ちょ、ちょっと気になっただけじゃない! (顔は可愛い系で好みだし……)」 「シュエエアィサイwwwwwwww」 「な、なによ急に!?」 「ターアイサイwwwwwww」 「ううう、うるさい!」 バキッ 本日二度目の物理的衝撃 女の子の華麗なる右フックが残像を残して左頬に打ち込まれた。 ………あれ?右フックを食らったと思ったんだけど後ろの景色が見える……? きゃー!! うわああああなんだあいつ!! 首が!首がぁああああ!! これなんてエクソシストwwww 首って180゚回るもんなんでゲスかwww …成る程、大体状況はわかったぞ。なんかもう痛すぎて逆に痛いといいますかね。 「わ!わわわ!ちょ、ごめんなさいごめんなさい!今直すからニート待ってて!」 そう言っておもむろにオレの頭をつかむ女の子 「おまいもニートじゃwwwwww………って、え?」 そう言って右方向に首を回す女の子 画面の前のあなたも左頬に右フックを打ち込まれ首が180゚回転したのを想像してから右に首を回してみてほしい。 要するに 「ちょ、首回す方向逆だピガッ!…………………………。」 首が270゚あたりまで回ったところで本日二度目の失神を起こした。 「あ、間違っちゃった!………戻しとけば大丈夫よね!」 後のこの光景に居合わせた人によれば、それはそれはオレは見事に土気色の顔に変色していたそうな。
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