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また一人、屈強であり心強い味方が倒れる。
辺りには最早変色しきって黒く、しかし確かに赤い跡が一面に残っている。
「は....痛いっすわ....流石にこれはキツいわ....」
頭がくらくらする、血抜けすぎたな。
「ばか、ニートが何無理してんのよ。」
声をかけられた方も見ると白いニット被った可愛い女の子が見上げている。
裾掴むのは反則っすよ。萌える。
はあ、やれやれとため息をつき
一つ声をかける。
「お前もニートだろ、つか...あー、オレみたいな社会のクズの最後の華
見ててくれ。」
前を見据える、手には日本刀
「待ちくたびれましたよ。」
なんか白いパーカー着たやつらが各々武器を構える。
どこぞの死神軍勢に敵対する白装束野郎かよ、あんたらよ。
「強いな、あんたらは。楽には殺せないぜ。」
そんなことを言って笑うオレ
白ニットちゃんの指を振りきり駆ける。
「ニートっ...」
涙がこぼれる、それが地面に触れる前に
オレは肉薄した。
「うぁおおおおおおおお!!!」
.....あれ?これ夢じゃね?
おはようございます皆様、山田 洸です。コウと言います。
初めまみて!
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