勇者は異世界で剣を持つ

12/12
20人が本棚に入れています
本棚に追加
/80ページ
剣の柄を握ると剣は光を放つ。 「おお~」 観衆は感嘆を漏らす。 「勇者さま・・・」 勇気はその剣を一気に引き抜いた。 その剣を天へ掲げる。 「勇者さまだ~!!」 「勇者さまが誕生されたぞ~!!」 剣はサビ一つない黄金の剣へと変わった。 「黄金の剣は放たれた!!時は来たり!!今こそ魔族どもを一掃し人間による世界の統一を果たすのだ!!」 「「「「おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」」」」 勇気は勢いに押されるばかりだった。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!