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それから少し間を開けシェイドはまたインフィアに話しかける
シェイド「ところでアドリビトムと連絡の取れる所って言うのはこの街か?」
インフィア「うん…ここがあの森から一番近い街なら多分そうだよ
でもどうして?」
シェイド「ちょうどいいと思ってな……俺もそのギルドに行こうと思う」
インフィア「ちょうどいいって……え?」
さっきからの発言で驚いているのかインフィアは混乱しかけている
シェイド「ただ無意味に世界を旅してても意味がない…。それならどこの国にも属さないアドリビトムに入り困ってる奴を助けた方がいいだろ」
少し前からギルドに入ろうかと考えた事はあった
だがそれでは一部の人間しか助けられないと考えシェイドはギルドに入る事を辞めていたのだ
でもアドリビトムなら…とさっき考え直した
インフィア「多分いいと思うよ…人手が足りないって聞いたし…
でも今日行くの?」
シェイド「いや、今日はお前の体力もないだろ
今日はここで休んで明日連絡してから行けばいい…
だが…」
インフィア「だが?」
シェイド「宿は一部屋しか取れなかった
だから俺もお前と同じ部屋だ」
申し訳ないとシェイドは言うがインフィアはそれがど
うしたのと言った表情をする
シェイド「嫌じゃないのか?」
インフィア「どうして?…シェイドなら何もしないと思うし大丈夫だよ…
それとも何かするの?」
シェイド「いやしない」
シェイドは即答する
いくらディセンダーで見た目も少し歳が離れているとは言え流石に男女だ、一緒の部屋で寝るのは駄目じゃないかと思ったがインフィアは全く平気なようだ
シェイド「ならいいか…」
インフィア「それじゃ改めて…よろしくねシェイド♪」
シェイド「あぁ…よろしくだ」
インフィアはまた笑みシェイドに見せシェイドもまたインフィアに向かって少し微笑んだ
こうして出会った二人のディセンダー
二人の出会いは多くの運命を変える?
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