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「先生、なんで俺も」
「まぁ話は後でするから、今はとりあえず職員室についてきてくれ」
HRが終わると同時に俺は担任に話しかけていたのだが……
職員室に行かないと話さないようで、何回か聞いても言葉を濁す担任。
これ以上はらち空かないと思った俺は、しぶしぶ職員室について行くことにした。
……………
「……なぁ」
「………ん？」
「お前も何かやらかしたの？」
廊下を歩いてる途中、さっき呼び出された二人が話しかけてきた。
「いや、特になんも」
「じゃあなんで呼ばれたんだよ」
「ホント、お前が呼ばれるって何かやったんだろ～」
「……知らねぇよ」
……うぜぇ。
ちなみに、親しげにこの二人は話しかけてくるが、ほぼ絡んだ記憶はない。
「隠すなって、ほんとの所はどうなんだよ」
「おい…笹原は特になにもしてないぞ、てかお前ら反省してんのか」
と話してるうちに職員室にたどり着く。
とりあえず待ってろっとの事で、先にあの二人が担任に連れられて行った。
………数分後
なにやらこっぴどく怒られたのか、別人並みの落ち込みようで二人は出てきたのだが。
「…おい、大丈夫か」
「はは大丈夫だよ」
それを最後に二人はとぼとぼ帰っていった。
……まぁいいか
「ごめんごめん待たせたな、ちゃちゃと話しちゃうからちょっと入れ」
その後すぐ俺も呼ばれ、職員室に足を踏み入れることにした。
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