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あの子は赤薔薇 幼い少女
(ミュージアム)
美術館に迷い込んだ アタシと同じ子
あの子を守る その為ならば
アタシの薔薇だってあげましょう
廊下の途中で助けられた
アタシの薔薇を救ってくれた
作品に怯える あの子の
助けになりたいと思いました
たとえ作品の全てが
襲って来たとしても
イヴを守り通すわ
だからイヴは笑っていて
アタシは青薔薇 奇跡の薔薇
(ミュージアム) (メアリー)
美術館の主の あの子の好きな色
イヴを守り 抜けるならば
アタシの薔薇をあげてやりましょう
ある部屋を開けた時に
出会ってしまった黄色い薔薇の子と
その甘過ぎる言葉に
アタシ達は油断してました
だけど石の草で
ふたてに別れる前から
(メアリー)
あの子の野望は動き出してた
アタシは気付かず人形の部屋へ
あの子は黄薔薇 人でなかった
本で知った 悲しき真実
「それじゃあイヴが危ないわ!」
アタシは走る 嫌な予感して
おもちゃ箱に落とされた
イヴの薔薇が無くなっていた
(メアリー)
あの子が持ってるのは赤薔薇
アタシの薔薇と 交換しましょ
「心配しなくていいのよ?」
「メアリーから取り返せば良いだけ」
「大丈夫イヴは笑ってて」
「やっと借りを返せたわ」
アタシは終わる 薔薇を散らせて
ゲームオーバーで 始まる物語
また最初からやり直し
イヴを守る またそう思う
むかし偉大な芸術家が
生涯最後に作りあげた
黄色い薔薇に囲まれてる
とても可愛いある絵画
たとえ作品の全てが
(ついに彼等を追い詰めて)
襲って来たとしても
(終わりにしようとした時)
アタシがイヴを守るから
(赤い炎出すライターが…)
イヴは隣で笑っていて
(私は大声で叫んだ)
イヴにはキャンディー アタシにはハンカチ
記憶の欠片 二人の手の中
イヴを守る そう思っていた
大事な記憶戻って来た
もしもまた出会えるならば
その時こそは三人で…
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