謎の男

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「力が欲しいですか?」 「っ!?だれだっ」 俺は後ろから聞こえた声に身構えた。 「落ち着いて下さい。私はあなたに危害を加えるつもりはありません。むしろ逆です。」 声の主は背の高い男だった。 帽子をかぶり、ベンチコートを着ていた。 なんか刑事みたいなやつだな。 謎の男が口を開く。 「あなたに力をあげましょう」 そういう男の口元は笑っていた。
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