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「まだだ」
そういうと疾風はいきなり目の前に現れた。
「がはっ」
腹に衝撃がきた。
続いてくるかまいたち。
腹を中心に切り傷ができる。
強化している体だが、やつのパンチは痛い。
風のスピードで殴るのは、こんなに威力がでるのか。
だが、耐えられない程ではなく、傷も浅い。
こうなったら新しい魔法を使うしかねぇ。
俺はスローモーションの世界を解除した。
同時に使える魔法はふたつまでだからな。
体の強化を解いたら死ぬだろう。
そうしてる間にも、俺はやつに攻撃され、気づいたら全身切り傷だらけだった。
「そろそろ楽にしてやろう。とどめだ」
やつの姿が消えた。
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