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「おい、今日はこれで帰るがまたくるからな。その時はお前を殺すだろう」
凄まじい殺気を肌で感じとった。
今すぐにでも殺してやると言わんばかりの目をしている。
「………」
俺は口を開くことを忘れ、ただひたすらに動揺を隠すようにつとめた。
「それと一つ忠告しといてやる。俺達の仲間はまだいる。死ぬまでお前を狙うだろう。俺以外のやつに殺されないようにせいぜい頑張るんだな。」
そういうと、疾風は読に抱えられ夜の闇へと消えた。
ふぅ~
なんとか生き残れたか。
俺はその場に倒れこんだ。
傷を治そうとしたが力が入らない。
俺の意識はそこで途切れた。
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