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澪といつもご飯を食べてる場所に到着! ここは、学園の横にある小さな庭園だよ。 ここにはあんまり人が来ないから、静かで落ち着くんだ。 隣に温室もあって、花とかがいっぱいで綺麗なとこなんだよ。 ちょっと遅くなっちゃったな…。 …あ、澪いた! 「…シノ、遅かったね」 澪は俺が「シノ」の変装してる時には、俺の事を名前じゃなく「シノ」って呼ぶんだ。 一応、どこで誰が聞いてるかわかんないからね。 『ごめん。保健室で愁先生と蓮先生と話してたら遅くなった』 「保健室で…?何かあったの?」 『シノの方の連絡先教えたんだ。何か先生達犬みたいだったから』 曖昧な言い方だけど、わかったかな? 「…言いたい事は何となくわかったよ」 おぉ!あれでわかるとは…!! 『すごいね、澪!』 「まぁ、シノの考えてる事はだいたいわかるからね」 そういえば、澪は心が読めるんだった…! やっぱり俺も勉強して読心術マスター…「しなくていいってば」 また!? .
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