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また、クラスと親衛隊に顔出す用の変装に着替えたよ。 『じゃあ、理事長のとこに行こうか』 「にゃあ~」 子猫を抱っこして理事長室に向かう。 ちょうど休み時間らしく、校内を歩いてると少し離れた所で俺を見てざわついてる生徒達が結構いた。 まぁ、気にしないけど。 …理事長室に到着! コンコンッ 「はい。どうぞ」 ガチャ 『失礼します』 「おや、瑞樹君。どうしたんだい?」 『…今日、庭園で子猫を拾ったんです』 抱っこしてた子猫を理事長に見せる。 「子猫か。可愛いね!」 理事長が子猫を撫でる。 「にゃあ~」 『それで、寮の俺の部屋で飼いたいんですけど…』 「…そうか。それは構わないよ。 君の部屋なら広いし、隣に他の生徒の部屋がある訳でもないし」 『あと、俺の部屋のドアと15階の外階段の扉に、この子猫が通れる出入り口を取り付けたいんです』 「前にも言ったけど、15階は君の好きにしてくれて構わないよ」 『ありがとうございます。では、失礼します』 「あぁ。また何かあったらいつでも言ってくれ」 あっさり許可出たな…。 .
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