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オムライス完成!
子猫にもご飯を用意した。
「いただきます!」
『いただきます!』
「にゃあ~!」
今日のオムライスはなかなかの自信作だ。
パクッ
「うん!美味しい!!」
『良かった!』
澪はいつも美味しそうに食べてくれるから作って良かったって思う。
「ところでさ。あの子猫の名前は何にするの?」
『…どうしよう。澪は何がいいと思う?』
「え、僕に聞くの?瑞樹が自分で考えて名付けてあげた方がいいんじゃない?
…君もその方がいいよね?」
「にゃあ!」
「ほら、この子もその方がいいって言ってるよ?」
『わかった、自分で考えるよ』
…とは言ったものの、何がいいかなぁ?
ん~…澪と俺の名前から付けたいな。
澪と瑞樹の一文字目を合わせるとミミで、二文字目を合わせるとオズ。
あ!オズって良くない?
『ねぇ、オズってどうかな?』
「オズ?」
『うん。澪と俺の名前の二文字目を合わせてオズ』
「良い名前だと思うけど、僕の名前入ってもいいの?」
『何か、いつも澪と一緒だからこの子の名前にも入れたくて。
この名前、気に入った?』
「にゃあ~!」
良かった。気に入ってくれたみたい。
『これからよろしくね!オズ!』
「僕もよろしくね」
「にゃあ!」
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