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…って、また話してたら澪に俺の上から退いてもらうの忘れてたよ。
『ごめん澪。そろそろ退いてもらっていい?』
「あ…ごめん!今退くね」
俺ら結構長い事この体勢で話してたな…。
でも、澪は軽いから上に乗ってても全然平気だったよ!
…あ、そろそろ晩ご飯作らないと。
今日は何にしようかな…。
『……んぁっ///』
「えっ!?」
『…………///』
うわ……変な声出た…恥ずかしい…///
澪はびっくりして固まってる。
「……シノ?///」
『…ごめん…澪……膝が……その…///』
……当たってます///
「えっ?…あぁ!!ごめん!!///」
澪は察してすぐに退いてくれた。
「シノ、ほんとごめん!!///」
『ううん。大丈夫……こっちこそ変な声出してごめん…///』
お聞き苦しい物を聞かせてしまった…///
「いや…それは大丈夫というか……むしろ………というか…///」
最後の方、よく聞こえなかったな…。
『あ、澪。晩ご飯どうする?今日は何作ろうか?』
「き、今日は自分の部屋で食べるよ…///」
『そっか、わかった』
「うん。じゃあ、また明日…///」
『また明日』
澪が自分の部屋に戻って行った。
まぁ、いきなりあんな変な声出されたら、びっくりして気まずくなるよね…。
俺、澪に嫌われてないかなぁ?
明日、普通に接してくれるだろうか…。
……今日の晩ご飯はきのこのチーズリゾットにしよ。
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