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次の日、私は
早く 起きて、
学校に登校。桜の種を探すため。
人は数人いた。そのなかに拓海の姿はなかった。
あれ、何か
おかしい。拓海を探してる。
…。
これは…何?
ーードンッ
痛っ…誰?
「あーちゃん!おはよっ!なにぼーっとしてたの?大丈夫?」
久しぶりに会ったな、
中学生以来かな?
相手は、中学から美形の可愛い、スタイル抜群の少女、
赤崎 美佳だ。彼女とは、中学で、出会い、私の大親友だ。
「おっ!!美佳ー!久しぶり!!」
思わず、笑顔が。
「そうだね…高校になってから、話してなかったねっ!!」
美佳も笑顔が溢れてる。
「だね…悲しかった…うん…うん」
悲しかった?うん…
つまらなかったよ…
「あっ!!あーちゃん!彼氏は?できたの?」
彼氏?いない…
「いないに決まってるじゃん…とほほ」
「そっか!あたし…はできたよっ!!」
えっ?ん?…美佳にできるのは当たり前か…
「よかったねっ!!おめでとう!」
「今日、一緒に帰るんだっ!!楽しみ♪そうだっ!!あーちゃんまた一緒に帰ろ?」
「いーよっ!!一緒に帰ろうね!」
「あっ…行かなきゃ…バイバーイ」
美佳は モデルさんみたいだな…
私は、桜の種を探すことをすっかり忘れていた。
「いけない…まっ、明日…明日」
そう、自分に
言い聞かせた。
その頃には、人が多くなっていた。
ーービシッ
痛っ!!
誰っ!!
振り返ったら…そこにいたのは
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