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「あのー…」
ふと、眠りにつきそうなとき
後ろから
低く、綺麗な声が響いた
「はい?誰ですか?」
「おーいたいた!」
えっ…あたし知らないんだけど初対面でタメ語って…
なんなのこいつ…
「…」
「おいっ!!無視かよ…最低だな…おい」
「(いやいや…あんたの方でしょ)」
「あー…俺はお前とおんなじクラスの、石川 拓海だよクラス表見てねぇんだろ?お前甘河だろ?」
「なんでここにいるってわかったの?」
「教室から見えたから…、みんなに聞くとあいつが甘河だーなんて言ってたから」
「なんできたの?」
「どうでもいいだろ!」
拓海は少し顔を赤くしてた
なんだろなんか不思議な出会い
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