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下巻になって早々に映姫様から尋問を受けた兄。
その内容は『妖怪の山での出来事を教えろ』と言うものだった。
それに答え回想に入る兄。しかしそれは酷く過酷なモノであった。
いきなり己の存在を否定され、それでも立ち上がった兄。
しかしその後に待ち受けていたのは山でのサバイバルであった。
仲間同士銃を向けあい戦わねばならぬということに兄は慄き、そして茂みに隠れる。
そこで待っていたのは一人の少女であった。
しかしその少女も銃を持ち、仲間へそれを向けていた。
生き残るため―――
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