始まりの悲劇と始まりの日

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(ジョーカ―視点)  この世界はなぜ二つあるのか…全く意味のないことだ…。 アイツさえ居なくなればいいのかもしれない。さて…お命を奪うとするか…。 俺はジョーカー裏ワンダーランドの支配者だ。部下もいつ優秀で面白い奴らばかりだ。 俺は仲間を引き連れてワンダーランドについて周りを見てため息をついた、なんというか赤と黒のチェックばっかりの空間に呆れてしまう。木も建物何もかもがだ…でも赤だけの物もある。それは薔薇だけだった。  俺達ナイトメア集団はワンダーランドで唯一の城があった。それに向かって歩き出した…。 ドアを開けると帽子屋、双子、三日月ウサギ、女王のお出ましだ。 俺は指をパチンっと鳴らして合図をして戦闘の始まりになった。 俺の部下はハート、ダイヤ、スペード、クローバ…人数は不利だが戦闘力には問題はない…俺は任せてスタスタと歩きだしたその時に俺の前にトゥイードル=ディーとトゥイードル=ダムが斧を振り回してきたが、交わして体についている鎖で締め付けた…。彼らは苦しんでいる…俺は楽しくなりもっと力を加えた…彼らは…ぐったりしてしまった。ワンダーランドメンバーは俺部下に苦戦し傷だらけ…もはや時間の問題。アリスの本当の王子様の白ウサギはいないようだ。好都合…奴がいると面倒だから…だ。しばらくしアリスの姿が見えたので瞬間移動をしアリスの後ろの方にきて…近づくと後ろから首をぎゅっと鎖で絞めつけた。アリスは苦しがりその近くで意識が段々薄れていくエースの泣き顔が見える。その近くではハートがニヤニヤしていた。俺は気を失ったアリスを椅子に座らした。エースに俺は言った。 「お前の主は簡単に死なない。だが心を抜き取られるだけだ…だもなまた俺達が来た時には終わりだと思え!!」 っと…エースの顔は絶望をしていた。俺は鎖をアリスの胸へ刺して呪文を唱えた 「この者に心をなくしただの屍に…この時をブラッドナイト!!」 唱え終わると鎖は抜かれ鎖は黄金に輝いていた。俺はそれを瓶の中に入れた。その時だった。
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