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十年後
レイ「ギル～、待ってよー」
ギル「へへ、追いつかれないぞ～」
フォイド「おーい！二人ともーいつまで遊んでいるんだー！今日が何の日か忘れたかー！ったく」
ミキ「いいじゃないの。2人とも仲良く元気にこの日まで育ってくれたんだから」
フォイド「そうだが、今日はコールド一族の恒例の"魔力検査"だぞ？」
ミキ「分かっているわよ。あなたが子供のころは検査して魔力が歴代でも飛び抜けていてすごい魔導師になるって噂がすごかったわよね」
フォイド「あぁ、そうだったな。それじゃそろそろ2人を連れてくるよ」
－－－－－－－－－－
魔力検査室
フォイド「2人とも今日がどれだけ大切な日か分かっているか？」
ギル・レイ「はい！」
フォイド「本当か？我々コールド家は五大魔導家の中でも頂点の存在だ。だからこそそれ相応の魔力を持ってなくてはいけないんだ。まぁコールド家に生まれたのだからそれなりの魔力を持っているはずだ。楽しみにしてるよ」
ギル・レイ「はぁーい」
フォイド「それじゃ始めるぞ」
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