第一章

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フォイド「それじゃまずはレイから始めよう。この水晶の上に手を置くんだ」 レイ「はーい」 フォイド「.......おぉすごいぞ!どんどん上がっていく!」 レイ「ねぇー、まだー?」 フォイド「まだまだ上がっていくぞ!わ、わたしが子供のときの魔力を超えている!?15000......だと?」 レイ「どうしたのー?」 フォイド「す、すごいぞレイ!さすが我が娘であり、コールド家の血筋だ!こうなったらギルだって凄まじい魔力を持っているはずだ!」 ギル「次僕の番だよね」 フォイド「そうだよ。さぁ水晶に手を当ててごらん」 ギル「うん!」 フォイド「......?お、おかしいな魔力が0を示している。ちょっと水晶を変えてみよう。」 ---------- フォイド「さぁ、新しい水晶を持ってきたぞ。手を当ててごらん」 ギルが水晶に手を当てる。するとフォイドが黙り込んだ。そして、 フォイド「どういうことだ!?なぜ魔力が0なんだ!魔力が無いなんておかしいじゃないか!お前はコールド家の人間だろう!なぜ魔力が無い!」 ギル「お、お父さん怖いよ」
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