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「…彰君、その横山さんって子に、多大な影響与えてんのって…もしかして…千秋なの?」
「…ご明答です。…こいつが、ググ~って、背中押したおかげで、横山は、無事、谷口と、結納交わしましたから…。」
「なんか、悪いことしたみたいじゃない!…気分悪いっ!」
「…ああ、ごめん。千秋。…機嫌直してよ。」
「べ~!だっ!」
千秋は、あかんべをしてから、俺を無視して、話し出した。
「…ねえ、真兄、その子、なんて、名前?年いくつ?
私、友達に、なれそう?」
「大丈夫だよ、千秋。きっと、仲良くなれるよ。」
そう言って、日下さんは、彼女とのなれそめを、千秋に、話しはじめた…。
本当に、やさしい嬉しそうな笑顔で…。
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