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「歌手なら、歌うだろ。歌えるなら、作った曲を歌いたくなるもんだろ?」
「…だろ、って…」
「俺は教師だけど、柔道好きだからな。スポーツ全般好きだから何でもやる。そう言うもんじゃねぇの?」
「……どうかな。もう歌えないとしか思えずここまで来たから…歌いたいとかそう言うのは、分からない」
歌わなくなってから考えた事もない、と最後に付け足した
その顔は儚げとでも言えば良いのか、背もそこそこある良い大人の男が、頼りなさ気で目を奪われる
全然ナヨナヨしてる訳じゃないのに、不思議な男だ
音楽関係、って言うから業界人か。これは、オーラって言うんかね?
まぁ、ヤれりゃ何でも良いや
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