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黒髪の優男系
中肉中背、綺麗な顔してるけどコイツも猫っぽい
猫目だ。気が強そう
「好きか嫌いで言うと、好きかねぇ」
「触りたいなら触れば?そいつ懐っこいよ」
俺の横に同じようにヤンキー座りで並ぶ
ブルガリプールオムの甘い匂いがして、思わず首の後ろがチリっとした
「逃げんだよコイツ。これ以上近付いたら」
「…怖いんじゃねぇの?」
「そんな睨んでもねぇのに」
「オッサンデカいから」
「オッサンて…俺は二十九だぞ」
「…見えないね。俺二十六」
にっと笑うと八重歯。整った顔で歯だけが人間臭く見えた
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