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第1-0世界:リアル→ファンタジ・アース[迷いの森]
ザザッ…ザッ…ザッザッ…
「…んっぁ…」
頭の中から流れる不穏なノイズ音…その音を聞き、眼をうっすらと開け起き上がり周りを見渡す一人の青年が一人いた
「ここは森か?でも…」
そこは森の中のようなのだが、どこの森かはわからないが、明らかに地球ではないような感じがした…まるで空気に混じった異質な重たい何かがそう感じさせてしまう
この青年、桜華がなぜ、この状況下におかれているかというと…時は先登り数時間前…
「確か俺は学校にいたのだよな…」
←数時間前←
キーンコーンカーンコーン…カーンコーンキーンコーン
学校内、授業の終わりの鐘の音が鳴り響き、昼休みの時間となる
「よっしゃぁい!!飯じゃぁ」
鳴り響く鐘ともに教室を出る、桜華(高校二年:剣道部)はダッシュして食堂へと向かえばパンを買い、仲間のいる屋上へと向かった
桜華「お待たせ」
扉を開ければ三人の男子生徒の姿がいて、円を作るように近くに座り込む
隆信「相変わらず早かったね…教室を逃げ出すスピードは…」
ここで簡単な紹介…まぁいちようしておこうと思う
隆信:同じクラスの生徒で山岳部をやっている。身長はちっこい割には体力はかなりの自信がある
誠「こういう時だけだがな(笑)」
誠:こいつも同じクラスで隆信と同じ山岳部(幽霊部員)をやっていて、いつも隆信から逃げている…しかしこんな彼だが風紀委員長なのである…不思議だ
ぁ
轟「早く飯にしようぜ」
轟:隣のクラスの友達で体格が一番大きく食欲旺盛…ただ、デザートを食べるスピードはちまちまとしか食べないという、でかいのに
とまぁこんな感じのメンバーでのほほんと食事したり、トランプしたり、モン○ンで狩ったり、デュエッたりと…していたわけなのだが…
……………………………
「正直その後どうなったか…記憶にはないのだよな…以上、現状知らずの桜華でした(俺は誰に向かって話しているのだろうか?)」
寂しさのあまり一人で意味も分からない解説をした後、桜華は、頭をかきながらとりあえず、森の中から脱することを考え歩きだした
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とまぁこんな感じのフリーダムストーリーの始まりです(by亜死羅)
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